英語音声・英語字幕で見続けている、海外ドラマ「フォーエバー ~人生の意味~」。
今回は、シーズン1・エピソード3を視聴しました。
↓ 前回分はこちら
今回も、簡単なあらすじや気になった英語表現などを書いていきたいと思います。
エピソード1からエピソード2までの流れ
平凡な夫婦・ジューンとオスカーは、同じ会話をして、同じものを食べ、毎年同じ別荘で休暇を過ごし、決まりきった日々を何年も過ごしていました。
マンネリを解消しようと出かけたスキー旅行で、夫のオスカーが事故死してしまいます。悲しみのどん底に突き落とされたジューンでしたが、友人の支えもあり、どうにか日常を取り戻しつつありました。
時を同じくして、ジューンの勤める会社で大きなトラブルが発生します。その流れで、ジューンは急遽ホノルルに赴任することになりました。
スーツを新調し、気分良くホノルル行きの飛行機に乗り込むジューンでしたが、不運なことに機内で食べ物を喉に詰まらせてしまいます。
気がつくとジューンは、家の庭に倒れていました。そばには、亡くなったはずのオスカーがいて、「君は死んだ。」「僕も死んでる。」とジューンに話します。
シーズン1エピソード3「別荘」のあらすじ
※ネタバレの恐れがありますのでご注意ください
エピソード2の最後で亡くなってしまったジューン。
夫のオスカーと再会し、二人はまた会えたことを喜び合います。
ちょうどその時、ある人物が二人の目の前で立ち小便をしていることにジューンが気づきました。驚くジューンに、オスカーは「『カレント』には、僕たち『フォーマー』が見えない。」と教えます。
「カレント」というのは生きている人たち、「フォーマー」は、オスカーやジューンのように亡くなった人たちのことを指します。
気になった英語表現① get tossed in the deep end
状況をうまく呑み込めないジューン。
ここで何をすればいいのか?オスカーに尋ねますが、彼も「わからない」と答えるだけでした。困惑したジューンは次のような言葉を話します。
I kind of feel like I got tossed in the deep end here.
単語の確認です。
kind of ~ : ある程度、多少、ちょっと、~のようで
feel like : ~のような気がする、~らしい
get tossed in : ~(の中)に放り込まれる
deep end : (一番)深い場所、難しい状況
kind of ~は、断定せず、表現を和らげるためために使われます。I kind of feel likeは「~のような気分だ」「~のように感じる」、I got tossed in the deep endは「難しい状況に放り込まれた」と訳すことができます。
「ここでは、なんだか難しい状況に放り込まれたような気分だ」→「状況が理解できない」「気持ちが追い付けない」となるようです。
I kind of feel like I got tossed in the deep end here.
(なんだか気持ちが追い付かないわ)
気になった英語表現② give it a shot
二人は、生前よく過ごしていた別荘をたずねます。
当時との大きな違いは、新たなオーナーである「カレント」の家族がこの別荘を使用しているということでした(オスカーが亡くなった後、ジューンが別荘を売ったため)。
昔のように別荘で過ごしたいと思う二人は、この家族を追い出すため、オスカーの友達で「フォーマー」のマークと一緒に怪奇現象を起こすことを企てます。
オスカーとマーク、男性二人がうまく怪奇現象を起こせなかった時にジューンが発したセリフです。
Well,can I give it a shot?
単語を確認していきます。
can I ~ ? : ~してもいいですか?
give it a shot : 試してみる、挑戦してみる
shot には、「発砲、発射」「場面、ショット」という意味のほかに、「試み、企て」という意味もあります。
Can I ~?は、「許可」を表すcanの疑問文です。同じ意味を示す表現で、May I ~?もありますが、こちらは、初対面の人と話す時やフォーマルな場面で使われ、Can I ~?よりも丁寧な言い方になります。
Well,can I give it a shot?
(やってみてもいい?)
ジューンは自分たちがしていることに疑問を感じ始めます。最終的に、二人は別荘をあきらめることにしました。
その日のディナーでは、オスカーが二人の思い出のメニューを作ってジューンにふるまいます。ジューンは喜びますが、その後むなしげな表情を浮かべるシーンでエピソード3が終わります。
英語音声・英語字幕 → 英語音声・日本語字幕 の2回、鑑賞しました。
やはり英語の教材とくらべて聞き取りにくいですが、何度か見ているうちになんとなく耳が慣れてきたような・・・。少しずつでも前進していると信じて頑張ります。
↓ エピソード4を鑑賞しました