フォーエバー ~人生の意味~シーズン1・エピソード6【プライムビデオでリスニング】

フォーエバー ~人生の意味~シーズン1・エピソード6【プライムビデオでリスニング】 やりなおしリスニング

英語音声・英語字幕で、海外ドラマ「フォーエバー ~人生の意味~」を視聴しています。

今回は、シーズン1・エピソード6です。

↓ 前回分はこちら

簡単なあらすじや気になった英語表現などを書いていきます。

フォーエバー ~人生の意味~ エピソード1から5までの流れ

フォーエバー ~人生の意味~シーズン1・エピソード6【プライムビデオでリスニング】

不慮の事故で亡くなってしまった夫婦、ジューンとオスカー。

死後の世界で再会し一緒に暮らし始めますが、生前同様、代り映えのない毎日を送っていました。

ある日、ケースという女性が隣に引っ越してきます。

最初はケースのことが好きになれなかったジューンでしたが、様々な出来事を通して仲良くなっていきました。

ある時二人は遠くの町へ出かけることになるのですが、その帰り道に見知らぬ男から話かけられます。

その男は二人に、「すべての道はオーシャンサイドに通ず」と意味深な言葉を話して去っていきました。

シーズン1エピソード6「アンドレとサラ」のあらすじ

※ネタバレの恐れがありますのでご注意ください

エピソード6ではジューンとオスカーはほとんど登場せず、不動産業者のアンドレとサラを中心に話が進んでいきます。

売り出し中の家で客を待っていたサラのもとを、アンドレが訪ねるところから物語が始まります。

気になった英語表現① Believe it or not

同業者同士、家の立地や客のもてなし方などについて楽しく話をします。二人は波長が合うようで、テンポよく会話が進んでいきます。

この家の設備にはちょっとおかしな部分があり(例:壁のスイッチを押すと、遠く離れた生ごみ処理機が動き出す…など)、サラがそのことを面白おかしくアンドレに伝える場面でのセリフです。

 Believe it or not, that’s actually not the dumbest part of the house.

単語の意味を確認します。

believe: 信じる、その通りだと思う
actually: 実際に、本当に
dumb: 頭の悪い、ばかな、常識のない
part: 一部分、部分

Believe it or not は、「信じられないような話ですが」「まさかと思うでしょうが」「信じるかは別として」という意味を表すフレーズです。

dumb は、おもにアメリカ英語で使われる言葉で「頭の悪い」「間抜けな」などの意味を持ちます。

ここではdumbest(dumbの最上級形)になっていますので、「一番間抜けな」「もっとも馬鹿げた」という意味を表現しています。

 Believe it or not, that’s actually not the dumbest part of the house.
(信じられないかもしれないけど、それがこの家の一番馬鹿げた部分じゃないの。)

「それがこの家の一番馬鹿げた部分じゃない。」
      ↓
「さらに馬鹿げた部分がこの家にはある。」

という意味でとらえると、わかりやすいかもしれません!

気になった英語表現② the middle finger emoji

ワイン(客用に用意していたもの)を飲んでいたこともあり、二人は「いい雰囲気」になってしまいます。

婚約者のいるサラは「それはできない」と断り、アンドレに恋人がいるのか尋ねました。

アンドレはちょうど彼女と別れたばかりで、別れ際のやりとりをサラに打ち明けます。



And then I don’t want to go to her friend’s play, so she sent me the middle finger emoji.


play: 演劇、芝居、遊び
the middle finger: 中指、中指を立てるしぐさ
emoji: 絵文字

ここで気になった表現は、「the middle finger emoji」です。

the middle finger は中指を立てるしぐさのことで、これは侮辱や激しい怒りなどを表すジェスチャーになります。

そして emoji は言葉通り「絵文字」を表します。日本発祥の絵文字が海外でも使われるようになり、そのまま emoji と呼ばれるようになったようです。ちょっと面白いですね。

she sent me the middle finger emoji で「彼女が僕に中指を立てるしぐさの絵文字を送ってきた」→「彼女が僕に激怒した」という意味になるでしょう。



And then I don’t want to go to her friend’s play, so she sent me the middle finger emoji.
(そのあと彼女の友達の芝居に行くのを断ったら、メールでキレられた。)

お互いに特別なものを感じていた二人でしたが、ここでは連絡先を交換することなく別れます。

気になった英語表現③ You the man.

2年後、サラが再びあの売り家を訪ねます。

そこには、接客中のアンドレがいました。



客: This is a dope house, Dre.
アンドレ: Thank you. You the man.
客: My man.


dope: すごく良い、格好いい、いかした、粋な
my man: 兄弟、友達

dope は、アメリカのスラングで「格好いい」「いかした」などの意味を持ちます。

You the man. は、「やった!」「いいぞ!」「男の中の男!」といった意味を表すフレーズで、相手を褒める場面で使われます。



客: This is a dope house, Dre.
  (イカした家だよ、ドレー。)

アンドレ: Thank you. You the man.
     (ありがとうございます。さすがです。)
     
客: My man.
  (君もな。)

再会を果たした二人でしたが、左手にはそれぞれ結婚指輪が輝いていました。

以前のようにワインを飲みながら、学生時代の話に花を咲かせます。二人は似た境遇で育ってきたことがわかり、それがさらに二人の距離を縮めることになりました。

サラはアンドレに「あなたに会いたくて、今日はここにきた」と本心を打ち明けます。

アンドレも同じ気持ちだったことを伝えて、その日二人は結ばれました。

その後数年間、二人の関係は続きます。こそこそと隠れて会うことに疲れた二人は、互いのパートナーに真実を話し、一緒になろうと約束します。

シーンは変わって、ひとりの白髪男性があの売り家を訪ねます。

その男性は、年を重ねたアンドレでした。サラを訪ねてやってきたのですが、残念ながらサラが病気で亡くなったことを知ります。(二人の約束が果たされなかったことが想像できます)

がっくりと肩を落として「チャンスを逃した…」とつぶやくアンドレ。その傍らにはジューンが佇み(ここで初めてジューンが登場)、アンドレをじっと見つめています。

その後ジューンがケースの家を訪ねて「オーシャンサイドに行きましょう。」と伝えたところで、エピソード6は終わります。

エピソード6ではアンドレとサラの会話シーンが長く続くため、聞き取るのが大変でしたが、たくさんの英文を聞けたのは良かったです!

↓ エピソード7を鑑賞しました

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