インドの列車事故についての英文記事を読んでみた【えいご工房】

インドの列車事故についての英文記事を読んでみた【えいご工房】1 やりなおしリーディング

わたしが購読している読売新聞には、「えいご工房」という英語学習のページがあります。

難しい単語がずらりと並んでおり、読むのをずっと避けていましたが・・・

これ以上、見て見ぬふりは出来ない!

リーディング力UPのためにも、ぼちぼち取り組まねばなりません。

今回はえいご工房に掲載された、インドで起きた列車事故についての記事を一部読解してみました。

えいご工房とは

インドの列車事故についての英文記事を読んでみた【えいご工房】2

まず、えいご工房って何なの?という方のために説明しますと、えいご工房は読売新聞で週一回掲載される英語学習ページです(掲載日は月曜日が多いようです)。

「ニュースの英語PLUS」「とらべる英会話」「社説を読んでみよう」の3つのコーナーから成っていて、読売新聞社が発行している英字新聞・The Japan Newsの語学学習面「LEARNING LAB」と連動しています。

インドの列車事故についての英文記事を読んでみた

えいご工房「ニュースの英語PLUS」コーナーに、6月初めにインドで起きた列車事故についての英文記事が載っていましたので読んでみました。

気になった表現などを一部書いていこうと思います。

まずは記事のタイトルを読解してみる

記事のタイトルです。

 More than 280 killed in India’s deadliest rail accident in decades

 (インドの過去数十年で最悪の列車事故で280人以上が死亡)

                                          読売新聞えいご工房 2023年6月13日

単語の意味の確認をしていきましょう。

more than : ~を超える、~より多い、~以上の
killed(動詞) : kill(殺す、命を奪う、殺害する)の過去形
deadliest(形容詞) : deadly(致命的な、命取りの)の最上級形
rail accident(名詞) : 鉄道事故、列車事故
decades(名詞) : decade(10年間)の複数形、decadesで「数十年」を意味する

わかりにくいので、省略されているであろう単語を補ってみます(カッコ内の単語)。

More than 280(people were)killed / in India’s deadliest rail accident / in decades(past)※

(インドの過去数十年で最悪の列車事故で280人以上が死亡した)

※in decades past→「過去数十年間で」という意味を表す

そうすると、More than 280 peopleが主語、were killedが動詞のシンプルな文章になるので、少し理解しやすくなります。

さらに気になる文を読解してみた

もうひとつ気になった文を読んでみます。

 Villagers said they rushed to the site to evacuate people after hearing a loud sound created by the train coaches going off the tracks.

(村人達は、列車の車両が脱線した大きな音を聞いて、人々を非難させるため現場に駆け付けたと話した。)

                                          読売新聞えいご工房 2023年6月13日

文が少し長いので、半分に分けて読んでいきます。

まずは前半部分からいきます。

 

Villagers said they rushed to the site to evacuate people

villager(名詞) : 村民、村人
said(動詞) : say(言う、口に出す、意見を述べる)の過去形
rushed(動詞) : rush(急ぐ、急いで行く、突進する)の過去形
site(名詞) : 現場、会場
evacuate(動詞) : 立ち退かせる、避難させる
people(名詞) : 人々

saidの後にthatが省略されていると考えられるので、補います。say that ~で、「~と言う、話す」という意味になります。

Villagers said (that)/ they rushed to the site to evacuate people

(村人達は、人々を非難させるため現場に駆け付けたと話した)

次は後半部分です。

 after hearing a loud sound created by the train coaches going off the tracks.

after(前置詞) : ~の後に、~の次に
hearing(動名詞) : 動詞 hear(聞く)の語尾にingを付けて名詞として使用
a loud sound(名詞) : 大きな音
created(動詞) : create(作り出す、引き起こす)の過去分詞形
train coaches(名詞) : train coach(列車の車両、客車)の複数形
going off : 動詞 go off(脱線する、わき道にそれる)にingを付けて形容詞として使用
tracks(名詞) : track(線路)の複数形

修飾された名詞が2つあってわかりにくいので、ひとつずつ見ていきましょう。

修飾された名詞① the train coaches going off the tracks

going off the tracks(脱線した)が、the train coaches(列車の車両)を修飾しています。

the train coaches ←  going off the tracks
(脱線した列車の車両)

修飾された名詞② a loud sound created by the train coaches

created by the train coaches(列車の車両によって引き起こされた)が、a loud sound(大きな音)を修飾しています。

a loud sound ←  created by the train coaches
(列車の車両によって引き起こされた大きな音)

これらを踏まえると、文の構造がだんだん見えてきます。

Villagers said(that)/ they rushed to the site to evacuate people /after hearing a loud sound / created by the train coaches / going off the tracks.

(村人達は、列車の車両が脱線した大きな音を聞いて、人々を非難させるため現場に駆け付けたと話した。)

まとめ:えいご工房はリーディングの勉強に役立ちそう

読売新聞・えいご工房に掲載されたインド列車事故についての記事を読んでみました。

正直知らない単語もあり、読むのが難しいと思う文もあり・・・少し苦労しましたがリーディングの勉強に役立ちそうです。

今後も見て見ぬふりをせず、取り組みたいところです。

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