英語音声・英語字幕で、海外ドラマ「フォーエバー ~人生の意味~」を視聴しています。
今回は、シーズン1・エピソード5です。
↓ 前回分はこちら
今回も、簡単なあらすじや気になった英語表現などを書いていきます。
フォーエバー ~人生の意味~ エピソード1から4までの流れ
平凡なジューンとオスカーの夫婦は、同じ会話をして、同じものを食べ、毎年同じ場所で休暇を過ごすなど、長らく決まりきった日々を過ごしていました。
気ままに暮らしていた二人ですが、残念なことに二人とも不慮の事故で亡くなってしまいます。
なぜか亡くなったはずの二人が再会し、また一緒に暮らし始めます。新たに二人が暮らす世界では、生きている人と亡くなっている人が一緒に生活していました。
新しい世界でも、二人の生活は毎日同じことの繰り返しでした。亡くなる前と同様、変わり映えのない日々を送っていたのです。
そんななか、隣人・ケースとの交流を通して、ジューンの心に変化が起きようとしてしていました。
シーズン1エピソード5「別の場所」のあらすじ
※ネタバレの恐れがありますのでご注意ください
ある朝、オスカーとジューンは些細なことからケンカをしてしまいます。
仲が良く、いつも一緒にいた二人でしたが、その日はオスカーは友達のマークと、ジューンは隣人のケースと過ごすことになりました。
気になった英語表現① No contest.
ジューンとのケンカの後、オスカーはマークの家を訪ねて、一緒に広場に行こうと誘います。
その日の広場には、何人かの女性がいました。マークは、その中の一人が高校時代に自分が恋心を抱いていた女性・ヘザーであることに気づきます。
それを知ったオスカーは、彼女に声をかけてみようと提案しますが、マークは「彼女は学校一イカした子だった」「俺のことは相手にしない」と言って、家に帰ろうとします。
そんなマークを勇気づけようと、オスカーはこのような言葉を話します。
We’re the two coolest guys here. No contest.
単語を確認します。
cool: クールな、いかす、かっこいい
guy: 男、やつ
contest: 競争、競技(会)、コンテスト
cool guy で「クールで格好いい人、いいやつ」を表します。ここではcoolest(coolの最上級形)になっているので、「一番恰好いい人、一番いいやつ」という意味になるでしょう。
no contest は「間違いなく、迷うまでもなく」という意味を持つ慣用句です。ここでは「間違いなく(一番恰好いい)」→「誰もかなわない」という日本語訳になっています。
We’re the two coolest guys here. No contest.
(僕たちがツートップだ。誰もかなわない。)
気になった英語表現② Can you be more specific?
一方ジューンは、隣人のケースに呼ばれて裁縫の手伝いをすることになりました。そこでミシンを動かしながら昔話をするうちに、二人はだんだんと打ち解けていきます。
手伝いが終わり、ジューンが家に戻る際、いきなりケースが「あなたに見せたいものがある。」と言います。
話が見えないジューンは、ケースにこう返します。
Can you be more specific?
more: もっと、より
specific: 具体的な、明確な
Can you be more specific? は、相手により具体的な説明を求める際に使われるフレーズです。
「もっと明確に言ってくれませんか?」「もう少し詳しく話してもらえますか?」といった意味を表します。
Can you be more specific?
(具体的に言ってくれない?)
気になった英語表現③ That’s insane.
シーンは変わって、場所はマークの家になります。
そこでマークとヘザーは昔話に花を咲かせていました。
共通の友人の話になり、Rocky(ロッキー)とRicky(リッキー)というよく似た名前の兄弟のことを思い出します。さらに、その妹がRiki(リキ)という名前だったことを思い出し、二人で笑い合います。
そこで、ヘザーから出たセリフです。
That’s insane.
insane: 常軌を逸した、正気とは思えない、ばかげた
That’s insane は、日常会話で使われるよくフレーズで「(それは)すごい」「ありえない」などの意味を表わします。
同じような意味を持つ表現に「That’s crazy」 がありますが、insaneのほうがより強い気持ちを表わします!
That’s insane.
(どうかしてるわ。)
再びシーンは変わり、一度家に帰ったジューンが再びケースの家を訪ねます。ケースの「あなたに見せたいものがある」という言葉が気になるのです。
「見せたいもの」を見るために、二人は家から遠く離れた場所まで移動します。
(ケースが見せたかったものが何なのかは割愛します)
すでに日が暮れた帰り道、二人は突然見知らぬ男から話かけられます。
その男は二人に、「行き先を間違えている」「興味を持てる別の場所がある」「知りたければ一緒に来なさい」と話します。
ケースはジューンに「一緒に行ってみよう」と伝えますが、オスカーを置いていくことができないジューンは断ります。結局二人は、家がある場所(リバーサイド)に戻ることに決めました。
帰り際に、男が意味深な言葉を話します。「すべての道はオーシャンサイドに通ず」と。
フォーエバー ~人生の意味~シーズン1・エピソード5を鑑賞、簡単なあらすじや気になった英語表現などを解説しました!
↓ エピソード6を鑑賞しました